作成日：2023/01/25
【BLOG】年収は「全てではない」が幸福度を大きく左右する！
年収は「全てではない」が幸福度を大きく左右する！
富山県の肝いりの政策である「ウェルビーイング」だが、国や社会事情、そして自分や家族の将来について、（生活）不安を抱える人たちが依然として多いなか、ウェルビーイングを他人事としか思えない人も多いだろう。
実際のところ、テレ東の情報番組では、お金だけが幸せではないと感じる人の年収水準を１千万円以上だと解説している。これは裏を返せば、ウェルビーイングには「経済的余裕」が大きく影響することが分かる。
最新の国税庁の民間給与実態調査によれば、日本人の平均年収は441万円といわれている。しかし、正社員と正社員以外に分けてみると、それぞれ508万円・198万円と大きな差が生じ、全体の「平均値」ではなく、大きい順に並べた「中央値」では「300万円超400万円以下」が最大のボリュームゾーンになる。ということは、多くの国民が付いていける話ではない！というのが現実だろう。
所詮、シンパの皆さんや、安定した仕事や職場にいる人だけが感じられる領域なのか？ちなみに私は、雲一つない立山連峰を見たときや富山の新鮮な幸を食したときに幸せを感じるが、これは「ウェルビーイング」ではなく、一時的に「テンション」が上がったものだと理解している。それに近い感情であればそれなりにあるが、それはウェルビーイングではない。
抽象的な側面もあり、ウェルビーイングを持ち出すには、少々キツイご時世であることに間違いない。
ちなみに、私のウェルビーイングな状態は、株式会社リクルートのビジョンに近いような気がしています。
＜Follow Your Heart＞
一人ひとりが、自分に素直に、自分で決める、自分らしい人生。
本当に大切なことに夢中になれるとき、人や組織は、より良い未来を生み出せると信じています！
