BLOG 未来は今日にある!
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作成日:2024/10/07
【BLOG】中小企業が直面する「プレイングマネージャー」の現実



多くの中小企業が直面する「プレイングマネージャー」の現実!

確かに以前に比べて中間管理職の仕事量は増加している。しかし、組織として効果的な対策は未だほとんど講じられていない。若者が管理職を望まない理由は、彼らが目の当たりにする上司の姿が歪んで見えるからだ。
部下のやる気や成長に不満を持つ前に、現在のポストで求められる役割と責任を優先順位をつけて再考することが重要だ。日本の中小企業の生産性の低さの背景には、上司のマネジメントスキルの不足がその真因となっている。


❑ マネジメントスキルの不足

多くの中小企業では管理職への昇進時に必要なトレーニングが不足しており、結果として管理職がプレイヤーとしての役割を継続し「チームの効率が低下し、部下の成長やモチベーションが停滞」している。中には、「」内を否定される方もいると思うが、これまで無記名のアンケート調査を実施して、そうでなかったことは一度もない。今や、求められるリーダーの資質とは、かつての「仕事を教える」能力から、「ヒトを動かす」能力に完全にシフトしている。


❑ 功労主義の影響も見逃せない

長年の功績や経験を重視する文化が根強く、実際のマネジメント能力よりも年功序列や勤続年数が優先される傾向がある。これが、適切なマネジメントスキルを持たない人が管理職に就く原因となっている。(例:何とか代理や副〇〇なんて本当に必要?組織の「スピード感を奪い」「責任の所在を曖昧にするだけ」。)


❑ 教育とトレーニングの不足

中小企業ではリソースの制約から、マネジメントスキル向上のための教育やトレーニングが不十分であり、管理職が自己のスキルを磨く機会が限られているのが現状。しかし、第一線の仕事が複雑化し、また社員との対話の必要性が高まる中、もはや自らの経験値だけでは対応しきれない状況になっている。
2024年賃上げを実施した中小企業は約62%に上るが、そのうち約60%が業績の改善がないまま、社員のリテンション(定着)を重視して「無い袖を振っている」。
一体、どこまで持ち応えられるだろうか?2040年には、今よりも10倍の人手不足となり、また、2040年初期までに最低賃金が1.500円まで引き上げられる予定だ。





 
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