これからは、企業が単に事業や業績の向上だけを目指すのではなく、従業員の個人的な目標も支援し、それによって企業全体としても成長していくことが重要になります。

New Excellent Company「はたらくWell-being」とは、従業員と企業の目標が調和し、相互に成長を促進する新しいタイプの企業を指しており、従来の企業とは異なる進化した組織形態を示唆します。下記は、いずれも「仕事を通じて幸せになる人」を増やす施策です。

❑ パーパスの一致と成長循環
企業と個人の目標（パーパス）が共存し、互いに成長すること

❑ 予測不能な時代への挑戦
これからの時代に求められる企業像（あるべき姿）を明確にすること

❑ 従業員の成長支援
個人の主体的な目標を重視し、それを通じて企業の成長を図ること

❑ 新しい企業形態への変革
やらされ感の強い従来の業績重視の企業とは異なり、仕事の目的や理由に主眼を置いた、よりバランスの取れた組織への変革

こうした考え方は、企業が持続可能な成長を達成するためには、従業員一人ひとりの幸福とキャリアの発展を大切にする必要があるというウェルビーイング経営を反映しています。近頃、企業カルチャーや経営戦略において、このような価値観へのシフトがとても重要視されていると感じます。