作成日:2021/10/01
【BLOG】社労士の目線で見た「安いニッポン」
過日、日経電子版で 「安いニッポン」をどう生きるか!
を視聴しました。
賃金が上がれば、消費が盛んになり、経済が活性化するという
だれもが思い付くが、なかなか難しい主張に
一石を投じる深い議論でした。
日本人は、長い間デフレに慣れ切ってしまっており、
値上がりしたときの拒否反応は先進国の中でもトップ!!
結果として消費者物価の動きはずっと鈍いままです。
これでは、賃金を上げようにも前途が厳しいのは明らかです。
また、コロナ禍というタイミングの悪さもありましたが、
同一労働同一賃金も何処かに行ってしまいました。
評論家が口を揃えて言う「付加価値→差別化」というファクターも、
賃上げの前にはさほど効果があるとは思えない今の日本社会に
大いに危機感を感じました。
日本にとってイノベーションとは、
いま、どれほど経済価値(賃上げ効果)があるのでしょう。。。 ..........................................................................................
世界と比べて日本の価格の安さが際立っています。
長期デフレの末、賃金が上がらず、消費が増えず値上げできない
という悪循環が続いてきました。
今や平均賃金はG7で最下位です。
日経では、2019年から「安いニッポン」と題する連載企画で
問題提起しています。

社労士の目線で見た「安いニッポン」をテーマに、セミナーの開催を予定しております。
