BLOG 未来は今日にある!
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作成日:2022/11/15
【BLOG】日本人は勤勉さを従順さと履き違えていないか



仕事で何か価値を作るのであれば、合理的に考えたほうがいい。
毎日、ヘトヘトに働くよりも、十分な睡眠をとり、しっかり頭が回るようにして仕事をするほうが良いはずだ。
しかし、日本ではそういう当たり前の合理性が、いつまで経っても多数派にならない。しっかり睡眠や(有給)休暇をとることは、勤勉じゃないと受け取られてしまう。

超高齢化社会を迎える中、生活のリズムを整えて睡眠や休暇をとったほうが年をとってからも働けるだろう。健康経営は、社会保障費を抑制する機能を果たす。男性は無頓着だろうが、女性の心と体のバイオリズム(PMS)にも気を配りたい。ちなみにEUでは、勤務間インターバルを批准している。

さらに、日本では未だ精神論が好きで、
結果が❓でも、過程では頑張っているからOKだと考える。
会社への貢献度を考えれば、短時間で成果を出す人を大いに評価すべきだが、日本ではそれが甚だ難しい。
メンバーシップ型が当たり前の日本の会社では、年功序列や人のポテンシャルなど会社の仕組みや不透明な評価基準が徒(あだ)となり、たとえ賃金制度を新たに作ったところで、運用や評価面で切り替えにくいため、形骸化し元に戻るケースが多い。

一方、勤続が増えれば、会社は気を遣って、昇給もしてくれ、要不要は別としてポストまで用意してくれる。(人手不足もあり、その傾向はより強くなったかもしれない。)ゆえに日本人は社会人になってから勉強しなくなる(=しなくてもいい)。しかし会社は社員に変化を求める。これこそ本末転倒である。いまの人事の仕組みでは、変化が激しくなればなるほど、対応し続けることが困難だと思えてしまう。

 村上社会保険労務士事務所
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