作成日:2021/03/15
【BLOG】パフォーマンスの良し悪しのベースは『意識特性』にある
高い業績や成果につながる行動特性、と
訳されることの多い「コンピテンシー」ですが、
自らが持っているノウハウや物事への向き合い方を、
成果を出すために、最適に使って実践できる力をいいます。
使える能力的リソースと克服すべき課題を見極め、
どのような工夫を加えた行動を取るべきかを考え、
目的に合わせて、毎回アクションを変えていきます。
一方、同じ能力や知識があるからといって、
必ずしも同じ成果が出るとは限りません。
私見ですが、能力や知識などは、
本来、成果を出すための課題や育成項目であって
評価項目にするには曖昧さが付いて回ります。
しかし、日本企業の多くは職能給を基本に取り入れてきました。
コンピテンシーモデルとは、
行動特性というより、
むしろ高業績者の動機や意識特性をベースに、
その時々に於いて、どのように振る舞うかをモデル化したものが、
コンピテンシーの本来的な解釈と言えると思います。
※PROGとは、
社会に求められる汎用的な能力・態度・志向のことであり、
ジェネリックスキルとも言われています。
