BLOG 未来は今日にある!
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作成日:2020/09/01
【BLOG】管理職も自分をマネジメントする時代!「ジョハリの窓」



  目標に取り組むのは何も従業員だけでなく、管理職にとっても重要なテーマです。その理由は管理職は従業員をマネジメントする前に、まず自らが自己管理できなければ管理職に求められる成果が出せないからです。
 
管理職は、チーム目標の達成や部下の育成等のためには、まずは自己を管理し、自分の能力や長所・短所、修正すべき行動や習慣を定期的に、客観的に判断する姿勢があってこそ、管理職としてバランスのとれたマネジメントがチームに対して、そして部下に対して可能になります。
 

<管理職自身の自己分析に役立つ「ジョハリの窓」>

  管理職が、どれだけ自分のことを部下に開示して、理解を得ているかを分析する気づきのグラフモデルとして「ジョハリの窓」があります。管理職は、自分を理解してもらい、また部下を理解するために、この「ジョハリの窓」を活用すると、上司と部下がお互いにより関心を抱くことにつながり、組織にとって価値あるコミュニケーション・ツールとなります。4つの窓とは、@開かれた窓→「開放の領域」、A気づかない窓→「盲点の領域」、B隠された窓→「秘密の領域」、C未知の窓→「未知の領域」をいいます。
 
  管理職は、部下との関係で、@の開放の領域が広ければ広いほど、自己開示が進んでいることを表し、部下から信頼され、組織や部門の連帯感を形成するうえでプラスになります。Aの盲点の領域について部下から指摘を受けた場合は、これを真摯に受け止め、今後の行動や習慣の改善点として受け入れることが大切です。
P.ドラッカーは、管理職は「❶業務に、❷部下に、❸自分に真摯さ」がなければ、真に部下から信頼を得ることはできないと言っています。
 
会社が時代の変化に敏感に対応できなければ存続さえも危うくなる中で、日本の管理職は、自らも変化することを受け入れる姿勢を持つことによって、これまでとは異なる未来志向の労使関係の在り方が問われています。



 
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